受診適正化へ対策 小児科当番病院の新聞掲載中止
以下は2008年11月29日の神戸新聞から転記しました。
12月から情報提供が取りやめになり、新聞掲載がなくなる休日・夜間の小児科当番病院(輪番制)。重症者に対応するはずの2次、3次救急病院で、多くの軽症患者が受診する現状を改善しようと、神戸市第2次救急病院協議会が打ち出した苦肉の策だ。一方、神戸市医師会は急病診療所(神戸市中央区橘通四)での休日の診察時間を拡充し、初期救急の受け入れを強化する。こうした取り組みが患者の適正受診につながるか、注目されている。(今泉欣也、紺野大樹)
神戸市内の2007年度の小児科救急患者数は5万2669人。このうち、2次救急病院の患者(2万8891人)が54.9%を占め、急病診療所など初期救急機関の患者(1万3142人)の2.2倍に上った。
しかし実際は、2次救急病院の患者の大半が軽症という。本来は重篤患者を受け入れる中央市民病院でも軽症の割合が9割以上。現場の医師らは「このままでは小児救急医療が維持できない」と危機感を募らせる。
そこで同協議会は、軽症患者の受診を抑えるため、2次当番病院の新聞への掲載依頼を中止。代わりに、当番病院の電話番号案内の利用を呼びかける。番号案内の利用は2007年度で1日平均150件。新聞掲載の中止により利用が増えそうだが、神戸市地域保健課は「当面はこの体制で様子を見たい」としている。
一方、軽症患者に対応する急病診療所の小児科は、これまで夜間のみだった休日の診療を、12月7日からは午前9時〜午後4時40分の時間帯も受け付ける。神戸市小児科医会の公文康会長は「診療所の存在自体を知らない市民もまだまだ多い。時間拡充を機に利用を広く呼びかけたい」と話している。
++かすみ母乳育児相談室++
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