産まれたばかりの赤ちゃんが時折見せる笑顔は、「新生児微笑」とか「生理的微笑」と言われ、嬉しかったり楽しかったりするから笑っている訳ではなく、只々生理的な現象です。
この微笑が持つ意味とは、生理的に未熟な状態で産まれ出るヒトの赤ちゃんは、自分では何もすることが出来ません。こうして周囲の大人に向けて微笑むことで、自分に注意を引きつけ、必要なお世話を大人から引き出すために、生まれ付きプログラムされた、生きる術なのです。
お母さんたちは、この「新生児微笑」に関しては良く勉強されているので、初めてその場に居合わせた瞬間は、黄色い声を上げて喜ばれます。がっ、収まった後は必ずと言っていい程、「感情が伴って笑っている訳じゃないですよね。そうだと分かってはいても、親としては嬉しいもんですね!」と、皆さん仰います。
黙々と赤ちゃんのお世話に没頭するお母さんにも、たまにこうしてご褒美があるから、寝不足でも、身体が以前の様に動かず不自由でも、頑張れるんですよね。
こういう親子の様を傍で観ていると、『ヒトの赤ちゃんってか弱く見えて、実はしたたかで逞しい存在だな〜』と、つくづく思うのです。写真は生後5日目のベベ、かすみもお母さんと一緒に癒されました。
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